23/7/2 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(全24話)の話
やあ諸君。ごきげんよう。
私はとってもご機嫌ナナメだ。だってTwitterが死んでるからね。
折角ブログを新設したので早速記事を1本書いてみることにしたよ。
今回取り上げるのは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
正に今日、最終回を迎えた令和初のオリジナルガンダムシリーズ。
公式アカウントが折角ハッシュタグにイラストもくっつけてくれたのに、
Twitterがまともに動かなくなったせいでマトモに実況もできないという地獄絵図。
ええい、Twitter!なぜ動かん!!
おのれカトンボマスク・・・!!
◆◆ハッシュタグ絵文字◆◆
— 機動戦士ガンダム 水星の魔女 (@G_Witch_M) 2023年6月27日
7月2日放送の#水星の魔女最終回 に向けて、
本日より期間限定で、
特定のハッシュタグの後ろに
スレッタの絵文字が登場します!
対象ハッシュタグを付けて、
ぜひツイートしてみてください!#水星の魔女#G_Witch #7月2日は日5に集合#スレッタ pic.twitter.com/dSanY9djrU
私はといえば、ツイ廃故に一瞬でアカウントのツイート数が1日の上限に達したらしく、3アカウントであがくもやむなく沈黙するハメに・・・
というわけで、忘れないうちに水星の魔女の感想をこっちにだーーーーっと書いていこう。
前置きが少々長くなったが許してほしい。
マジでTwitter社にキレてるだけなんだわ。
さて、水星の魔女を語る前にもう少しだけ前置き。
筆者は平成生まれ。幼少期にやってたガンダムはSEED。
初めて見たのは中学時代に00の2ndシーズンから。
ガンダム知識の9割はEXVS(PSPガンガンからプレイ)でスパロボ未経験。
初心者にお勧めのガンダムは?と聞かれて「00」と秒で答える。
そんな、昭和の面倒なガノタ()おじさんと比較するとかなり浅瀬に住んでいるオタクがわたしである。
なので、ガンダム云々の面倒な議論を吹っ掛けられても全力で見逃すのであしからず。
あと、監督とか脚本家とかは気にしないタイプ。
作画も割とどうでもいい。
声優だけは気にするかな?あとは話の好き嫌いの差が激しい
そんなタイプのアニオタです。
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さてようやく本題。
この『水星の魔女』という作品。
結論から言うと「めっちゃ面白かった」です。
24話構成のガンダムで最後まで全く飽きずに視聴できたのは久しぶりな気がする。
初心者にお勧めのガンダムは?と聞かれたら、今後はこの『水星の魔女』を推す。
そんなレベルです。
ガンダム初心者が始めてガンダムに触れるにあたってこれほど良い作品はない。
ライト層は飽きずに最後まで楽しめるエンタメ性。
ディープ層にはたくさんの考察要素をちりばめた構成。
まぁ伏線回収はちょっと雑だし投げっぱなしもあったけどそこはご愛敬。
歴代ガンダム(特に平成)だってみんなそんなもんですから。
かじった程度のガノタとしては、随所に歴代シリーズのオマージュが見られたのも良かった。
詳しいことは詳しいガノタに聞いてほしいんだけど、
とにかく、「あ、これ別のガンダムで見たゾ」みたいな面影がちらほらと。
これがまた気づくと楽しい。アハ体験的な。
あとはまぁ、前回のニチ5枠からの反省なんだろうけどマジでほとんど死人が出なかったね。強化人間に類する子たちが死ぬのはまぁZからの呪いだから仕方ないとしても。
ニカとか絶対無残に死ぬと思ってたよ。
1期の「シャディクはじっくり煮込んだコンポタされる」とは何だったのか。
或いは、1期の反響を受けて軌道修正したのかもしれないけどね。
知らんけど
まぁとにかく、軽い気持ちで視聴してもすごく楽しめるし、コアな層にも楽しませる要素を潜ませていて、つくりがとても巧妙だと思いました まる
個人的に好きだったポイントは・・・
セセリア・ドートがめっちゃいいキャラだったね。好き
歴代ガンダムの女性キャラで一番好きかもしれん。
何より、「前線に立たないけど死なない有能な女性キャラ」ってレアでしょ。
セセリア懺悔室は屈指の迷シーンでした。
あとは最終決戦仕様のガンダムキャリバーン。
めっちゃカッコよかった。
白ベースに赤のフレーム露出→虹色のかがやき、というのはユニコーンやナラティブからの系譜を感じます。美しいデザイン。
何より、箒に見立てた武器がまたオシャレポイント高い。
お財布死ぬ準備をしておいてください。いいですね!?って感じ
最終話まで視聴していて思ったのは、下記の感じ。
ガンダムUCやガンダムNTは『宇宙世紀シリーズのオカルト部分をフューチャーシすぎてニュータイプ神話とか云う独自体系に発展しちゃってるしもう宇宙世紀名乗るのやめてくれよ・・・』って思ってたんです。
ただ、同じような感じのものをオリジナルシリーズとして落とし込むことでうまく納得できる着地をしてくれたのが『水星の魔女』だなぁ、と思いました。
福井ガンダム(小説版)自体は結構好きなんだけど、これをアニメーションに描き起こしたシリーズがどうしても好きになれなくて。
宇宙世紀ガンダムの「初期故にシンプルだが洗練されたスタイル」に対してゴテゴテとあとづけ設定を足していくサンライズやバンダイのスタンスが嫌いだったんです。個人的な好みの話だからそれがいい悪いまでは言わないけどね。
ただ、『水星の魔女』は宇宙世紀という呪縛からは解き放たれたオリジナルの存在。
言うなればデータストームの中のエリクトのような、自由な翼をもった作品です。
それに「魔女」というキーボード。
これによって、最終回のあのとんでもないファンタジー展開も『まぁ水星の魔女だし、ユニコーン世界のサイコフレームもこれくらいやるしなぁ』くらいですんなりと受け止められたどころか綺麗な終わりに感じました。
平成ガンダム達が組み上げた土台の上に綺麗に着地した、と言ってもいいかもしれない。
あとは日常パートと戦闘パートのバランスも良かったですね。
ガンダムAGEのアセム編もこの辺のテンポ感が良くて好きなんですけど、日常と戦争とが急に変わったり、戦争の中で日常が崩れる様子が見えたり。
この辺の緩急のつけ方もすごくうまかった。
スレッタの成長過程の描き方も24話でよくやったなという感じ。
正直1期のラストはびっくりしすぎましたけど、あそこでスレッタの在り方を明確に示したうえでそこに向き合わせるという描き方も良かった。
ヒイロとか刹那とか、徐々に「普通の人間の心」を手に入れていく主人公が好きなんですよね。
なんかまとまりが無くなっちゃったけど許してほしい。
ほとんどTwitterに書くような内容をダラダラと書きなぐったからね。
とりあえず言いたいことはこんなところかな。
思い出したらまた追記するかもしれない。
というわけで今日はこんなところでひとまずお開き。
また気が向いたら会いましょうアディオス